驚きの事実!!着床前診断しても妊娠率は上がらない?!

着床前診断で産み分けするには、妊娠するまでにたくさんのステップがあります。

採卵⇨採精⇨受精⇨胚盤胞まで培養⇨異常の有無(性別)⇨移植⇨妊娠⇨出産

通常の妊娠とは違い、確実に正常卵を移植できるので、その分妊娠率は高くなりますが、そこにたどり着くには険しいプロセスを一つずつクリアして行かなければなりません。

しかしその一方で、不妊治療の体外受精で、着床前診断をしても妊娠率は上がらないという研究結果が出ているようなのでその結果についてまとめたいと思います。

スポンサーリンク

着床前診断で妊娠率は向上するのか

着床前診断では、確実に正常な受精卵を移植できるので、通常の移植と違い妊娠率は格段に高いと思っていましたが、自然妊娠した場合と妊娠率に差はないという驚きの結果を名古屋大とセントマザー産婦人科医院などのチームが発表しました。

チームは染色体異常が原因の不妊だと判明し、着床前診断を希望した37組の夫婦と、自然妊娠を選んだ夫婦52組を対象に、その後8年間追跡し調査しました。

その結果、着床前診断を受けて”出産”した人は25人(67.6%)自然妊娠では34人(65.4%)と大きな差がなかったことを発表した。

また、妊娠までかかった”期間”も、着床前診断をしたグループでは12.4ヶ月、自然妊娠では11.4ヶ月と、期間にも差は見られず。

”流産”は着床前診断が0.24回、自然妊娠が0.58回と、診断を受けた人の方が低い結果となった。

 出典:毎日新聞社

この研究結果により、費用がとても高額な着床前診断の有用性について疑問を持つ医師がいることは確かなようです。

また、着床前診断すればどんな人でも、誰でも必ず妊娠率が上がる訳ではありません。

残念ながら誰しもに万能な夢の治療ではないのです。

着床前診断に向かない人はどんな人?

着床前診断をすれば、みんながみんな良い結果を得られるという訳ではありません。

着床前診断は正常な受精卵のみを移植するため、確かに着床率や流産率に期待できます。

しかし、費用がとても高額な為、誰でもやみくもに受ければ良いという訳ではありません。

着床前診断に向かない人とは一体、どういう人なのでしょう。

一般的に受精卵の異常は、40代の方は染色体異常率が70%と言われており、

中には80%や90%という人も少なくないそうです。

ちなみに30歳以下の方の異常率は30%程度で、35歳の方だと40%が異常になります。

年齢別の平均採卵数は以下になります。

  • 41歳以上・・・5.3個
  • 36歳〜40歳・・・11.9個
  • 31歳〜35歳・・・15.5個
  • 26歳〜30歳・・・17.7個
  • 25歳以下・・・20.9個

採卵する際の刺激方法や、薬剤の種類、薬剤の量によっても変わりますので、個人個人にあった刺激方法を信頼できる医師と相談することが大切です。

41歳を過ぎますと、平均採卵数が5.3個と急激に低下しています。

そしてさらに異常率が70%ですので、一回の採卵で正常卵が1個取れれば良い結果だということになります。

このような結果を見ますと、やはり着床前診断をもってしても年齢は避けられないハードルになってきます。

ただこれも個人差がありますので、一度AMH検査にてご自身の卵巣年齢を調べてみると良いでしょう。

関連ページ:AMH検査って何?費用や基準値が知りたい!!

スポンサーリンク

着床前診断で妊娠率は向上する!!

着床前診断の日本での第一人者である大谷レディースクリニックの大谷医師は、

着床前診断の有用性について、このような研究結果を発表しています。

大谷レディースクリニックでは2011年2月から2014年7月にかけて559人に着床前診断によるスクリーニングを実施しました。

検査対象の方の平均年齢は40.4歳

その大半が過去に流産や体外受精を何度も経験しても妊娠には至らなかった方です。

スクリーニングで正常な受精卵を得て子宮に戻されたのは327人で、そのうち220人ほどが、その時点で出産されています。

大谷医師によれば、41歳女性のスクリーニングを行わなかった場合の通常の体外受精の着床率は20.9%だったのに対し、スクリーニングを行った女性の着床率は46.6%と、約2.2倍の結果に。

流産率は、スクリーニング検査を行わない場合は、40.8%なのに対しスクリーニングを行った場合、11.1%と約4分の1となり、劇的な効果が見られた。

出典:女性セブン

相反する二つの研究結果ですが、やはり先天性の遺伝子疾患を持つ方の場合、確実に正常な受精卵を移植できることには大きな意味を持ちますし、原因不明の流産を繰り返す方にとっても着床前診断は非常に有効な手段であると研究結果から見ても思います。

同医師によると、着床前診断の最大の目的は、

流産を繰り返す方の母体保護が目的であるとしています。

倫理的な観点から、賛否両論ある着床前診断の実施には慎重な姿勢を見せる日本産婦人科学会が、現在約3年かけて大規模な臨床研究をしています。

その結果や、今後のこの検査の動向に注目したいと思います。

また着床前診断による、体外受精では、病院や医師・培養士の技術力によっても結果が左右されやすい為、実績が多く、信頼できる病院選びが非常に大切になってくると思います。

こちらの記事もよく読まれています

着床前診断で産み分け『成功しやすい方のたった3コの特徴』
着床前診断で産み分け”採卵編”〜渡航1日目〜

スポンサーリンク

スポンサーリンク


にほんブログ村 マタニティーブログ 男女産み分けへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村