[最新情報!]着床前スクリーニング”神戸の医師に処分検討”

不妊治療における体外受精で、受精卵の染色体異常を検査する”着床前スクリーニング”を、日本産婦人科学会の禁止に反して学会の承認無しで独自に実施している神戸の医師に、学会が処分を検討しているという通告したことがわかった。

かねてからこの医師は、着床前スクリーニングの実施により、高齢出産時の流産率を引き下げる効果があるとし、学会が認めていない着床前スクリーニングを実施し続けている。

着床前スクリーニングとは、体外受精の際に行われる検査の一つで、受精卵を子宮に戻す前の段階で受精卵の細胞を検査し、異常のない胚のみを子宮に戻して妊娠を試みる技術で、流産を繰り返す女性にとっては、画期的な検査である。

しかし、事前に、ダウン症を始めとする染色体異常が原因の障害を判別できるため日本産婦人科学会の見解では、命の選別になるのではないかとの倫理的な観点から、日本の産科医学では導入が見送られてきた。

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しかし、世界では着床前スクリーニングはアメリカや、イギリス、北欧諸国をはじめ、アジアでも中国や韓国、9割以上の国で認められており、神戸の医師は日本が認めないのはおかしいとして、現在も、流産を繰り返す女性に実施してきた。

命の選別に繋がりかねないという批判に対して、着床スクリーニングの最大の目的は、母体の保護であり、流産の多くは(71%)染色体異常のある受精卵が原因であり、検査の正当性を主張している。

神戸の医師の代理人弁護士によると、学会は昨年3月にけん責処分を行い、検査をやめるとの誓約書を出すように求めていたが、同医師はこれを拒否。学会は、先月17日付けで、明日6月3日に理事会を開いて、さらに重い処分を審議し決定する予定だと同医師に通告した。

学会は着床前スクリーニング検査を、重い遺伝病などに限って、承認された場合のみ許可してきたが、2014年に、流産を減らすなどの医学的効果を検証するため、臨床研究を容認している。

このニュースを受けて、世論はこの医師を擁護する意見が多く、

『圧力に負けず頑張って欲しい』

『流産を繰り返す私からしたら着床前診断は最後の希望です。禁じないで』

『障害児を排除しようとしている訳ではない。流産や死産してしまう人の肉体的・精神的負担は計り知れない。』

『障害児を産みたくない訳ではない。流産を繰り返したくないだけ』

『体外受精は、高齢の方がすることも多く、時間との勝負でもある。出産の確率をわずかでもあげたい、その気持ちを汲んで欲しい』

など、たくさんの切実な声があるのも事実として学会も受け止めて欲しい。

明日の審議の行方を見届けていきたい。

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