AMH検査って何?費用や基準値が知りたい!!

何度もAMH検査を一度受けてみることを勧めて来ましたが、その理由について詳しく説明していきたいと思います。

赤ちゃんが今すぐ欲しい方はもちろんですが、一番受けることをおすすめしたいのは将来、あと一人産みたいなっと考えている方や、すぐには考えてはいないけどいずれ妊活したいなって方です。

いざ妊娠したい!!って思った時にすぐに授かるとは限りません。

もしタイムリミットが迫っているとしたらあなたは今が何できますか?

自分の卵子があといくつ残っているか知っている人ってどれくらいいるのでしょう。

まだ若いから大丈夫だろう・・・

出産したことがあるから私は大丈夫!

そう思っている人も多いと思いますが、卵子の数=年齢ではないのです。

まずは自分の体を正しく知ることってとっても大切だと思いませんか?

後で後悔しないよう、妊娠はまだ先でも”今”できることがあるのです。

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そもそもAMH検査ってなに?

AMHとは、抗ミュラー管ホルモン(またはアンチミュラーリアホルモン)の略で、卵巣にある原始卵胞から出ているホルモンを血中から測ることで、あとどれくらいの卵子が残っているかの指標になります。

卵巣年齢が分かる検査とも言えます。

女性は胎内にいる胎児の時から、卵巣内に700万個の原始卵胞を持っています。

しかし出生時にはなんと200万個に減った状態で生まれてくるのです。

そこからどんどん自然消滅が続き、月経が始まる思春期には30万個にまで減少しているのです。

月経が来る度に排卵される卵は1個だけです。

しかしこの一個を排卵するために300個の原始卵胞が消失します。

正確には、この選ばれた一個になるために約300個の原始卵胞が競い合うのです。

毎月生理時に排卵されているのは、この勝ち残った1個の成熟卵胞なのです。

これは、一年間で約5,000個の原始卵胞が消失していっている計算になりますが、医師によっては毎月排卵の有無に関わらず1,000個の卵子が消失しているとも言われています。

でも私は初潮も遅かったしまだ20代だし大丈夫?!と思う方もいるでしょう。

しかし、現代では早期閉経なども聞いたことがあると思いますが、過度なダイエットや、栄養の偏った食事、ストレスなどから原始卵胞の質を低下させています。

それでは、残りの量どころか質の良い卵子は作られないのです。
原始卵胞は減る一方で、増えることはないのです。

毎日減り続けているのです。


あなたに今、どれくらいの卵子が残っているのか、気になりませんか?

その指標となるのが、AMH検査なのです。

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AMH検査を受けよう!でも費用は?

費用は病院によって様々ですが、AMH検査単体だと、7,000円から10,000円前後のところが多いようです。

これに、初診料や、内診・他の不妊の血液検査などを受けた場合10,000円以上は最低必要だと思います。

また、AMH検査を実施していないクリニックもありますので、事前に電話で問い合わせてみるとよいでしょう。

検査方法は採血です。

また受ける時期ですが、月経周期(生理前や排卵日など)に結果が影響されませんので、いつ受けても大丈夫です。しかし、他の基礎的な不妊のホルモン検査も同時に診てもらうなら、

月経期に行くとよいかもしれません。が、思い立ったが吉日!

先ずは電話やネットで受診したい病院を見つけてすぐに予約してみましょう。

未来のために一歩踏み出す勇気が必要です。時間は戻ってこないのです。

AMH検査の基準値って…?!

詳しくは、受診した医療機関の医師に説明してもらえますが、受診する医院によって参考資料の基準値も違いますので、いくつか基準値をのせておきます。

また、AMH検査の結果の単位ですが、2011年にpmol/l(旧基準値)からng/ml(新基準値)に単位表記が変更されていますので、各医療機関からの検査結果の単位表記にご注意ください。もし旧単位での結果を受け取った場合、

“旧単位を使った数値 × 0.14”  を計算することで、ng/mlに換算できます。

    27歳以下・・・6,04ng/ml

28歳〜29歳・・・6.15ng/ml

30歳〜31歳・・・6.31ng/ml

32歳〜33歳・・・5.42ng/ml

34歳〜35歳・・・4.75ng/ml

36歳〜37歳・・・3.82ng/ml

38歳〜39歳・・・3.18ng/ml

40歳〜41歳・・・2.44ng/ml

42歳〜43歳・・・1.67ng/ml

44歳〜45歳・・・1.31ng/ml

  46歳以上・・・1.00ng/ml

参考文献:日本生殖補助医療標準化機関『結果の出せる不妊治療』

25歳〜30歳・・・7ng/ml

30歳〜35歳・・・5.6ng/ml

35歳〜40歳・・・2.8ng/ml

40歳〜45歳・・・1.4ng/ml

45歳〜50歳・・・0.7ng/ml

ポーサイド女性総合クリニックビバリータ配布資料より

AMH検査の結果が高かったら?

実年齢より数値が高いことは、低いよりはいいことだと思います。

それだけ卵巣内に卵子の在庫があるということです。

例えば、30代後半の人が20代後半の卵巣年齢だったとします。

嬉しいですよね!しかし、その人は20代並みの妊娠率があるのかというと、

答えはNO!です。

在庫はあります。在庫があるに越したことはありません。

しかし、AMHの値がいいから卵子の質がいいわけではありません。
間違いやすいのですが、あくまで卵子の質は年齢に比例します。
30歳後半の方の卵子は30代後半に質なのです。

それは逆に20代後半の方の結果が、30代後半の結果だった場合・・・実年齢以上だとショックですよね。
でも、卵子は質の良い卵が一つでも多く取れることが妊娠への近道なのです。
採卵できる数が少なくても、卵子の質は実年齢に左右されるため、質のよい卵子が採取できる可能性は十分あります。

一番大切なのは、”質”なのです。

そして、難しいことに高ければ高いほどいいというわけではありません。

AMHが5ng/mの場合、『多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)』になる可能性があります。これは、卵巣内にうまく育たない卵胞が多量に溜まってしまい、排卵がスムーズに行われないため、無排卵や、月経異常、不妊の原因になります。また、体外受精の際に使用される排卵誘発剤に過剰に反応してしまい、卵巣過剰刺激症候群になる可能性が高くなります。そして、卵巣刺激により大量の卵が出来すぎてしまい、質が悪くなってしまうこともあるようです。

そうならないために、医師がAMH検査の結果を考慮し、誘発方法や薬剤の量を調節してくれるのですが、個々で卵巣刺激の反応も違いますし、医師によっても考え方や処方が違うため、自分で信頼できる医師に委ねることも重要だと思います。

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