私が実際に行った海外での着床前診断による産み分けですが、具体的にどんなスケジュールなの?という疑問にお答えします。
旦那様の仕事は?
何日間必要なの?といった疑問についてまとめてみます。
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着床前診断に必要な滞在日数は?
これは”私の場合”になりますが、基本的には大体このスケジュールになると思います。
数年前までは、採卵と移植を一回の渡航中に全部行うのが主流でした。
そうなると長期的な滞在が必要になります。
なかなか海外に長期滞在できる方っていないですよね。
通常、採卵を行うと卵巣刺激により、少なからず卵巣が腫れます。
腫れには個人差がありますが、卵がたくさん採れた場合や体質によりかなり腫れる人もいます。(OHSS)
そんな状態のまま昔は移植していたようです。
腫れたままの状態で移植することが着床に良くないことは、簡単に想像できますよね。
しかし、現在では凍結技術の向上により採卵と移植を分けることができます。
これにより2回の渡航が必要にはなりますが、
移植までに子宮を休めることができるので、万全の状態で移植することが可能です。
また最短で3泊4日で採卵可能ですので、仕事や子供の学校にも影響が出にくいです。
採卵して凍結さえしておけば、
”自分の好きなタイミングで移植することができる”ので、上のお子様との年の差や、仕事の都合に合わせて移植時期を調整することが可能です。
成功の秘訣は絶対にコレ!!
成功には卵子の質がすごく重要です。成功の鍵と言っても過言ではありません。
『卵子の質は着床前診断での産み分けの成功率にかなりの影響を与えます。』
1歳でも早く採卵だけ済まして質のいい受精卵を作っておくことが最重要であります。
移植に実年齢はあまり影響されないとの見解もありますので、
採卵さえ済ましておけばあとはゆっくり自分のタイミングで移植することができます。
しかも、例えば少しでも若いうちに採卵しておいて、1年後に移植するなら
”その1年の間に移植費用を貯金”したりもできますよね。
成功するために何より一番大切なことは、卵子の質です!!
何度も言いますが少しでも若いうちに、質の良い卵子を得ることが大切です。
お金が全額貯まってから挑戦するよりは、採卵にかかる費用さえ捻出できれば、
移植費用は採卵後に貯まってからでもできます。
これってすごいメリットですよね!
そして、移植に必要な日数も採卵と同様に約4日です。子宮内膜の状態にもよりますのでプラス1日予備日にして5日あると安心だと思います。
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渡航から採卵までのスケジュールは?
例えば 5月3日に採卵したい場合・・・
5月1日 早朝AM:5:30 バンコク着
(空港からホテルまで病院スタッフが送迎してくれますのでご安心を)
AM:8:00 クリニックで診察(採血や内診、採卵日の確定)
(日本語の話せるスタッフが対応してくれます)
5月2日 一日自由時間
5月3日 採卵(採卵後は安静)
5月4日 採卵予備日・帰国日(飛行機は出来るだけ遅い便にしておく)
仕事が休めない旦那様の場合、奥様だけ1日に渡航しておいて、3日の採卵日に合流すれば仕事に影響が少ないかもしれません。土日がお休みの方の場合、
金曜日仕事が終わってから深夜便にてバンコクへ→土曜日早朝バンコク到着後、採精→日曜日奥様と一緒の帰国することもできます。
移植スケジュール
例えば7月10日に移植したい場合
7月9日 早朝バンコク着
AM8:00 診察(子宮内膜やホルモン値検査にて移植日決定)
7月10日 問題なければ移植
7月11日 一日ホテルで安静(移植予備日)
7月12日〜 帰国可能(安静期間を長く取りたい方は滞在を延ばしても自由)
↓
↓
※移植から10日目に妊娠判定
こんなスケジュールになると思います。(移植は奥様だけの渡航で大丈夫です。)
兎にも角にも採卵が一番重要です。
少しでも多く質の良い卵子を誘発することが、成功への鍵です。
数が少ないと希望の性別の正常卵ができる可能性が下がりますし、
多すぎると今度は質の低下が懸念されます。
最適な理想の採卵数は、18個から20個くらいかなと思います。
関連ページ:タイで着床前診断!産み分けのための理想の採卵数とは
海外での治療、決断するにはとても悩みますよね。
そこで、とりあえず渡航の必須検査であるAMH検査を受けてみることをお勧めします。
私は、もしこのAMH検査の結果が悪かったら、渡航を断念するつもり覚悟で受けました。成功の鍵である採卵数の予測がこの検査でわかるからです。
その結果を見てから、判断しても良いと私は思います。
関連ページ:AMH検査って何?費用や基準値が知りたい!!
※私が渡航したのは、法規制される前のバンコクですので、現在は、不妊治療の一環としての着床前診断のみ可能です。またアメリカでのスケジュールではありません。
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